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巨人育成2位・加藤壮太「ヘビロテ野菜はカット野菜」

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 11月16日、読売ジャイアンツから育成2位の指名を受けた加藤壮太外野手(埼玉武蔵ヒートベアーズ)の、仮契約会見が行われた。

 

 背番号は「006」。「あまり意識せず(頑張りたい)」とコメント。中京高校卒業後、大学に進学せず、独立リーグの道を選んだ。

 

 

「プロ野球選手になりたいという気持ちが強かったので、1年1年勝負ができる独立リーグに来て自分もやろう(勝負をしよう)と。移動・食事面で大変なこともありましたが、ハングリー精神は誰よりも強いと思うので、自負してやっていきたい」

 

 育成や独立出身で、NPBで活躍している選手は千賀滉大投手(福岡ソフトバンクホークス)などがいる。だが、同じ境遇出身で目標とする選手は考えず、自分が先導したいと意欲を燃やす。

 

「目標とするよりは、僕自身が頑張り、育成・独立出身で目標とされる選手になりたい」

 

 食事面では、自炊をして栄養を意識してきたというが……。

 

「(埼玉武蔵に加入後)1~2年目は試行錯誤しながらやったけど、今年に入ってプロに行きたいという気持ちで臨んでいたので、食事面でもバランスを意識していました。肉を買って焼いて、もやしと炒めてご飯と食べるとか。シーズン中、痩せてしまうことが多いので量は食べてました。よくヘビロテしていた野菜はカット野菜ですけど(笑)」

 

かとうそうた
1998年4月15日生まれ 愛知県出身 188センチ、91キロ 50メートル走:5.8秒 右投げ左打ち  ポジション:外野手


フィギュアNHK杯、紀平梨花がザキトワを一歩リードの理由

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紀平梨花

 

 GPシリーズ最終戦となるNHK杯が11月22日に開幕する。今季のGPシリーズは、4回転を跳ぶロシア選手たちが話題をさらってきたが、今大会は不在。もっぱら、「紀平梨花(17)がカナダ大会の雪辱を果たせるか」に注目が集まる。

 

「4回転を跳ぶ選手がいないぶん、ジャンプではなくプログラム全体で争う、見応えのあるおもしろい大会になる」と話すのはフィギュア関係者。

 

 

「紀平、ザギトワ、コストルナヤの3人の優勝争いになる。紀平はカナダ大会ではフリーの最初のトリプルアクセル(3A)の着氷で減点されてしまったが、ほかは、ほぼノーミスで、コンディションはいい。

 

 フランス大会で優勝したコストルナヤは、スケーティングが美しく、ジャンプも高さがある。ザギトワは彼女に敗れたが、プログラム構成はレベルが高く、安定感がある。

 

 ジャンプでは、紀平とコストルナヤが跳べる3Aをザギトワは跳べないので、ここは2人が一歩リード。小さなミスが勝敗を分ける拮抗した勝負になるはず」(前出・関係者)

 

 紀平は昨季の今大会で、日本女子歴代最高得点を出した。強豪ロシア勢を破り、2連覇なるか? 以下では、女子の注目選手を紹介する。

 

【11月22日「NHK杯」女子注目選手】

 

●紀平梨花(17)

 2018年のNHK杯は、GPシリーズ(以下、GP)デビュー戦にして初優勝。GP今季自身初戦のカナダ大会では、ショートでトップになるも、フリーで、4回転を3本成功させたロシアのアレクサンドラ・トゥルソワ(15)に逆転された。NHK杯は連覇を目指す。

 

●山下真瑚(16)

 シニア2年めとなる今季、GP初戦のアメリカ大会ではジャンプの回転不足とミスが響き、まさかの12位。本人も体力不足の改善を課題に挙げており、後半でのジャンプが勝負のカギ。

 

●横井ゆは菜(19)

 迫力のあるジャンプを跳び、GP前の西日本選手権では2位に30点近い差をつけて完勝した、今季シニアデビューの “期待の星”。さばさばした性格で、「 “いやらしい演技” を目指す」と、新聞取材に回答。妹の、きな結(14)もフィギュア選手。

 

●アリーナ・ザギトワ(17)

 秋田犬・マサルを溺愛し、アニメ、ラーメン大好き日本通で、愛くるしいルックスが日本でも大人気の、平昌五輪金メダリスト。今季初戦のフランス大会ではロシアの後輩、コストルナヤに敗れて2位。雪辱を果たせるか。

 

●アリョーナ・コストルナヤ(16)

 今季シニアデビューも、完璧なトリプルアクセルを武器に、GPフランス大会で優勝を飾った、ロシア期待の新鋭。身長151cmと小柄だが、リンクに立つと伸びやかな演技で観客を魅了し、「滑っているのではなく浮いている」と称される。

 

●イム・ウンス(16)

 韓国では、“キム・ヨナキッズ三銃士” と呼ばれるひとり。スピンが持ち味で、レイバックスピンが見どころ。カナダ大会で、韓国勢ではキム・ヨナ以来のメダル獲得となった “三銃士” のひとり、ユ・ヨンに続けるか。

 

(週刊FLASH 2019年12月3日号)

侍ジャパンの韋駄天「周東佑京」は「快ウン男」

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中学時代

 

「彼のスピードはワールドクラスだ。群を抜いている」
 豪州のデービッド・ニルソン監督は、ソフトバンク・周東佑京(23)の “神の足” に最大級の賛辞を贈った。

 

 ポストシーズンに続き、「プレミア12」でも「代走周東」が告げられると、観客は拍手喝采、相手投手は浮き足立った――。

 

 

 だが、“韋駄天” の野球人生は、けっして順風満帆ではなかった。2018年に育成枠で入団し、2019年3月に支配下登録を勝ち取った苦労人だ。

 

今季の成績は102試合出場で打率 .196、25盗塁。稲葉篤紀監督(47)は、足のスペシャリストとして大抜擢。見事、指揮官の期待に応えた。

 

 そんな周東が野球を始めたのは小学2年のとき。群馬・太田リトルファイターズの伏島秀夫代表は振り返る。

 

「自分から『野球をやりたいから入りたい』と。体は小さかったけど、強肩で守備範囲が広く、足も速かった。小6で主将をまかせたんですが、ピンチになると仲間を鼓舞するなど、周囲を見渡す洞察力も兼ね備えていましたね」

 

 中学では太田ボーイズでプレー。檜野武一監督が語る。

 

「150センチ程度で、打撃も非力でしたね。小柄な選手には、歩幅が小さいピッチ走法が多いのですが、彼はストライドが大きかったことが印象に残っています。今でも盗塁する際、彼はストライドが大きい。当時から天性の脚力が備わっていたのかもしれませんね」

 

 さらに、「中学時代の猛特訓が礎にある」と、当時のチームメイトの保護者が続ける。

 

「OBが誰しも口を揃えるのが『ベースランニングの練習がいちばんきつかった』。一塁の駆け抜けから始まって、二塁打、三塁打、ホームランなどと、何周も走るんです。周東も練習中に何度か倒れて、自宅まで送り届けたこともあります。

 

 あと、よく覚えているのが、食事をするとすぐにトイレに行くんです。嘔吐するのではなく、便意をもよおす。チームメイトから『あいつは食うとすぐ便所で出しちゃう』と、イジられていました(笑)」

 

 高校は、甲子園出場8回を誇る群馬県の東京農大二高に進学。加藤秀隆教頭(当時監督)は、練習見学会に参加したときの印象を述懐する。

 

「体の線が細いし、とにかくちっさい子だった。俊足なのはわかっていましたが、体力がないので、じっくり育てようと。試合に出るようになったのは2年生になってからですね。

 

 ゴロで三遊間に転がせば内野安打を稼ぐし、遊撃手として守備範囲も広くて努力家。3年になると主将に選ばれて、ナインの手本になるまでに成長してくれました」

 

 甲子園出場の夢は破れたが、当時からプロのスカウトは、脚力に注目していたという。

 

「一塁までのタイムが、イチローと同タイムの3.7秒はすごい。将来、プロに指名される可能性が十分にあるとの評価でした。その後に進んだ東農大北海道オホーツクの樋越勉前監督の指導で、さらに素質が開花したんだと思います」(加藤教頭)

 

 東京五輪でも「代走周東」が二盗、三盗と、“神の足” で魅せるか――。

 

(週刊FLASH 2019年12月3日号)

ジャパンカップ「外国馬ゼロ」で創設者が「やめちまえ!」

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2018年のジャパンカップ(写真・JRA)

 

「がっかりですよ。『もうジャパンカップなんてやめちまえ!』ぐらいの気持ちです」

 

 落胆と怒りを隠さないのは、元JRA副理事長・北原義孝氏(84)。レース創設に尽力し、競馬界で「ミスター・ジャパンカップ」と呼ばれる人物である。

 

 

「世界に通用する馬づくり」をスローガンに、日本初の国際レースとして「ジャパンカップ(以下JC)」が創設されたのが1981年。39回めとなる2019年、初めて「外国馬の参戦ゼロ」という事態が起きてしまった。

 

「来るべき時が来た、ということ」と語るのは、スポーツ紙記者。

 

「外国馬が勝ったのは、2005年が最後。馬券圏内(3着以内)に来たのも、13年前が最後。ここ10年は、来日する馬のレベルもかなり低下し、JC離れの傾向が強まっていた」

 

 その大きな原因は、“ガラパゴス馬場” にあるという。

 

「2018年のJCの走破時計2分20秒6は、当時の(芝2400mの)世界レコードを大幅に上回るもの。それが象徴するように、東京の芝コースは、世界に類を見ないほどの超高速馬場。

 

 ソフトな馬場で、地力が要求されるヨーロッパの競馬とは、レースそのものの質が違う。これは武豊騎手などが、以前から指摘していたこと」(前出・スポーツ紙記者)

 

 2018年のJCを制した日本馬アーモンドアイの記録は、それまでの世界レコード2分21秒98を大幅に更新。外国馬は、10着11着と惨敗。「これだけ時計が速いと……」(11着のムーア騎手)と、超高速馬場にお手上げ状態だった。

 

 馬場以外の要素も、JC離れに拍車をかけたという。

 

「単純に言えば、『日本の馬が強くなったから』ですよ。1980年代は圧倒的に外国馬が強く、1990年代は好勝負。2000年代以降は、外国馬がほとんど勝負にならなくなった。勝てる見込みが低いのに、遠い日本で一流馬を走らせようという馬主はいません。

 

 ましてや、引退後は種牡馬になるクラスの馬なら、わざわざその評価を下げるようなリスクを冒す必要はないでしょう」(専門紙トラックマン)

 

 振り返ると1981年の第1回では、G1勝ちもない米国牝馬が、レコードタイムで優勝。「日本馬はあと何十年も、外国馬には勝てない」とまでいわれた。

 

 熱戦が繰り広げられたのは、1989年の第9回。連闘で臨んだオグリキャップが、クビ差2着に涙を飲んだ。勝ち時計は2分22秒2のレコード。JC史上屈指の名レースだった。

 

 名レースも多いJCの外国馬離れについて、北原氏が指摘するのは、「賞金」と「士気」だ。

 

「JCは、創設当時から世界最高クラスの賞金を用意し、海外にアピールしてきた。しかし、今のJCの1着賞金は3億円で、国内最高額ではあるが、これは国際的には、もはやそれほど高額ではない」

 

 現在は、1着賞金が約8億円の「ドバイワールドカップ」など、JCを超える高額賞金レースはいくつもある。

 

「『有馬記念の賞金がいくら、日本ダービーがいくらだから、JCはこれくらい』などと、内輪の論理でやっている場合ではない。外国は、有力スポンサーを見つけるなど、大変な努力をしていますよ」(北原氏)

 

 海外の大レースは、スポンサーが賞金を出すのが一般的だが、日本ではあくまでも、馬券売り上げの一部が賞金となるシステムだ。

 

「『そういうルールを変えてでもやってやろう』という人が、JRAの中にはいない。ヨーロッパの一流調教師や馬主と人脈を築き、懐ろに飛び込んで説得しようという情熱のある人がいないんです。どうすれば外国馬が来てくれるか、条件はなんなのか聞きに行けばいい。

 

 チャンスはきっとあるはず。日本馬は海外レースに行くけど、外国馬が日本に来ないようでは、真の国際化とはいえませんよ」(北原氏)

 

 カツラギエース、シンボリルドルフやオグリキャップ、トウカイテイオーなど、名馬と外国馬の戦いに胸を熱くした人も多いはず。だがいまや、JCの存在意義そのものが問われている。

 

 次ページでは、1981年の第1回ジャパンカップの写真と、2000年以降の外国馬出走頭数・成績を紹介する。

 

渋野日向子、恩師の「サプライズ誕生日パーティ」で復活

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サプライズ誕生日パーティにて

 

「直前のツアーで予選落ちしていたし、11月15日が彼女の誕生日だったので、17日にサプライズで、日向子の誕生日会を開いたんです」

 

 そう語るのは、渋野日向子(21)が、プロになる前から通っていた「パインレークゴルフクラブ」の西山善崇支配人。

 

 

 11月16日の「伊藤園レディス」で、日米両ツアーを通じて28戦ぶりに予選落ちの屈辱を味わった翌日、渋野が向かったのは、恩師の青木翔コーチがアカデミーを開く同クラブだった。

 

「原点回帰したい思いもあったのでしょう。朝から青木コーチとアプローチを練習、14時からハーフをまわり、その後は星が見える時間までパターを練習してました」(西山氏)

 

 サプライズ誕生日会がおこなわれたのは、昼の休憩時間。

 

「弁当を食べ終わったところでコンペルームに呼んで、内緒で準備していた誕生日会をやったんです。アカデミーのジュニアの子供たちからも祝われ、すごく照れていましたが『気持ちの切り替えができました』と喜んでいました。

 

 パンケーキなどのスイーツを出すと、『少し量が多いかな』と思ったんですが、残さず食べてくれました(笑)」(同前)

 

 感涙にむせんだのだろう、“ホームグラウンド” で英気を養った渋野は、翌週の「エリエールレディス」では、持ち前の安定感を取り戻して見事、優勝した。

 

「とにかくショットがいいのが、渋野の強み。勝負が懸かるとブレてしまう選手が多いなか、彼女はどんな場面でもブレない。だから大叩きしない」(ゴルフ誌記者)

 

 21歳の目標は、「東京五輪」ときっぱり。

(週刊FLASH 2019年12月10日号)

江夏豊もサジを投げた「藤浪晋太郎」禁断の“移籍志願”

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「フォーム改造を促したり、無理せずファームで調整させたりと、球団も “心技体” のいろいろなアプローチで、彼への親心を見せてはいるんです」(阪神担当記者)

 

 阪神タイガースの秋季キャンプには、常任の安藤優也、金村曉の両コーチに加え、中日OBの山本昌氏(54)が、臨時投手コーチとして参加した。投手陣のレベルアップが目的だが、冒頭の “彼” 藤浪晋太郎(25)の再生が、最重要課題だったことは言うまでもない。

 

 

 藤浪といえば、2013年に高卒新人で10勝し、その後も合わせて3年連続で2桁勝利を達成。ところが2016年からは7勝、3勝、5勝と落ち込み、2019年は0勝。大谷翔平(25)との “同期対決” で、リードしていたころの姿は見る影もない。

 

 その原因は、制球難だ。四死球を連発、すっぽ抜けた150km超の速球が、右打者の頭部をかすめることもしばしば。

 

「山本氏のアドバイスは、球を離すときの手首の角度を指摘するなど、制球難への具体的な対処法が多かった。じつは頑固で、あまり聞く耳を持たない藤浪だが、今回は『山本さんから斬新な意見をもらい、参考になった。おもしろかった』と話していた」(同前)

 

 藤浪は、通算219勝を挙げた山本氏から、“技” のきっかけを掴み始めていたのだ。一方、昔から彼の “心” を気にかけている、大物OBがいる。

 

「江夏豊氏です。以前から『阪神の大エースになる』と藤浪の能力を高く評価していました。視察に来た2018年の春季キャンプでも、藤浪の精神面について、多くのアドバイスをしていました。

 

 しかし、記者からその効果を聞かれた藤浪は、『特には』と響いていない様子で。キャッチボールの重要性についても説いていたのですが、江夏氏も『(彼は)本気でやっているようには思えない』と嘆いて、サジを投げたような状態だったんです」(専門誌記者)

 

 そしていま、藤浪の「心の揺れ」が、思わぬ方向に広がりつつある。専門誌記者が続ける。

 

「藤浪は、チーム自体には不満を持っていないのですが、つねに多くの記者が詰めかける、関西の “阪神一色” ムードに嫌気が差しているんです。

 

 近しい人や “タニマチ” に、『環境が合わない。阪神にいると、マスコミは、小さなことでも大げさに新聞に書いてしまう。もう出て行きたい……』と漏らしています。

 

 でも、悲しい話ですよね。ファンや関西マスコミは、『藤浪が復活する日がいつか来る』と思って、見守っているのに……」

 

 近年、労働環境の改善が重視され始めている日本社会。藤浪が、「移籍」という禁断の “働き方改革” を実行する日は近い――。

(週刊FLASH 2019年12月10日号)

リーチ マイケルは三色丼が好き「ラグビー日本代表」深イイ話

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両親(左側2人)を訪ねたリーチ一家

 

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会で、悲願の初8強入りを果たした日本代表。10月20日の南アフリカ戦では涙を飲んだが、快挙を成し遂げた選手たちの奮闘は賞賛に値する。その舞台裏には、各選手にまつわる “深イイ話” が。

 

 キャプテンのリーチ マイケル(31)が、留学生として札幌山の手高校に入学したのは15歳のときだった。ホームステイ先の森山久美子さんが述懐する。

 

 

「不安が大きかったなか、いっさい愚痴は言わなかった。食事は私たちと同じものを食べる、英語はいっさい禁止と、あえて厳しく接しました。お米を食べる習慣はなかったのですが、最後には、私が作ったひき肉と卵と野菜の『三色丼』が大好きになったんです」

 

 15人と、過去最多の外国出身選手が名を連ねるいまの日本代表。そんな彼らのまとめ役がトンプソン ルーク(38)だ。

 

「リーチは、時として外国出身選手に強く言えないときがある。そんなときが、彼の出番。きついことも言うし、最年長で誰よりも走り、誰よりもタックルする、行動で示すリーダーです」(担当記者)

 

 途中出場で、「うまく試合を終わらせる」役割を担っているのが田中史朗(34)だ。

 

「彼は試合前、妻の智美さんに、『命を懸けて戦ってくるから、もし俺が死んだら、いい人を見つけて新しい人生を歩んでほしい』と、遺書を渡すほど試合に懸けている。

 

 また、納得できないプレーをする選手には、『嫌われても勝てるのなら』と、厳しく意見する。だが今大会は、そういう場面がほとんどない。『それだけチームが成熟してきたんだ』と、嬉しそうに語っていた」(同前)

 

 松島幸太朗(26)と福岡堅樹(27)は、ともに日本が世界に誇る「フィニッシャー(トライをする選手)」だが、2人には共通点が多い。

 

「松島は桐蔭学園卒業後、スーパーラグビーの『シャークス』のアカデミーでプレーしたが、出場機会が限られ、主力にはなれなかった。

 

 福岡も、進学校の福岡高校から、一浪して筑波大に入学。将来を嘱望されながら、2人とも挫折を味わっている」(協会関係者)

 

 並々ならぬ意欲で、今大会に臨んでいる点も同じだ。

 

「松島は、サッカーの欧州CL決勝を現地で観戦。雰囲気に圧倒されると同時に、『ラグビーもこれくらい盛り上げなければ……』と決意した。

 

 福岡は東京五輪後、医学の道に進む。W杯は今回が最後だけに、結果に飢えていた」(同前)

イ・ボミが結婚!シブコは?「女子ゴルフ」恋バナと評判

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写真・PA Images/アフロ

 

 12月1日まで開催中の「リコーカップ」で、今季の国内ツアー最終戦を迎える女子ゴルフ。2019年の顔は、なんといっても渋谷日向子(21)だ。流行語大賞にも、彼女の代名詞である「スマイリングシンデレラ」と「しぶこ」がノミネートされた。

 

「いままでも、宮里藍やイ・ボミなどの人気選手はいたが、こんなに多くのギャラリーが詰めかけたのは、見たことがない」(カメラマン)

 

 

 取材陣もそう舌を巻くほど、渋野日向子(21)の人気はスゴい。ゴルフ場周辺の道路が大渋滞し、選手たちの会場入りが遅れそうになったことがあったほどだ。

 

「とにかく、素直で明るくて礼儀正しい。天然で嫌味がなく、計算している感じがまったくしないので、誰からも好かれる」(ゴルフ記者)

 

 飾らない魅力に、いまや老若男女が、シブコの虜だ。

 

「ホールの移動時に、子供が『ひなちゃん!』と呼びかけ、プレゼントや手紙や似顔絵を渡す姿を、何度も見かける。試合中は嫌がる選手もいるが、渋野は『ありがとう!』と喜んで受け取り、空いた時間に手紙を読む。

 

 そんな渋野を、おじさんギャラリーが親しみをこめて “シブコ” と呼ぶのも納得です」(前出・カメラマン)

 

 とにかく、人気者なのだ。

 

「最年少でツアー優勝した勝(みなみ)、米ツアーで活躍する畑岡(奈紗)などと同じ、黄金世代だが、『奈紗ちゃと比べるなんて』と、畑岡より実力がないことを認め、しっかり練習している。

 

 ソフトボールをやっていたので手首が強く、怪我が少ないのも強み。アプローチはまだまだなので、伸びしろも大きい」(前出・ゴルフ記者)

 

 期待は高まるばかりだ。そんななか、気になるのは恋のお相手だが……。

 

「ソフトボールの上野由岐子の大ファンで、結婚したい相手を聞くと『上野さん!』と即答していた(笑)」(前出・ゴルフ記者)

 

“シブコ効果” で若手選手への注目が高まり、先日のプロテストの様子も、これまでとは違った。

 

「昨年までは、開催地の地方局が取材に来ている程度だったが、今年は民放各局が来ていた。アン・シネが出場していたこともあるが、ルックス、実力を兼ね備えた “プラチナ世代” 選手への期待の高さからだろう」(別のカメラマン)

 


清原和博、トライアウトの球場入りで笑顔見せる

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「清原さーん!」
 11月30日、明治神宮野球場に現れた清原和博氏の姿に歓声があがった。

 

 同日、元NPB選手、独立リーグなどでプレーする選手ら30人弱がプロ契約を目指し、スカウト関係者らの前でアピールする『World Tryout2019』が行われた。清原氏はトライアウトの監督を務めている。

 

 

 10時開始と13時開始の2試合。報道陣の受付開始と観客の球場入りは9時から。だが、8時の時点で、7番ゲート前にはすでに100人程度の人が今か今かと清原氏の球場入りを待っていた。

 

 8時半過ぎ、1台の黒のワンボックスカーが入ってきた。「車が通ります! 開けてください」。スタッフの掛け声とともに、関係者向けの入口前に止まる。

 

 車内からミズノの長袖Tシャツを着た清原氏が降りてきた。「清原さーん!」「サインくださーい!」。ファンからの声に、一言も発することはなかったが、ちらりと笑顔がこぼれた。

 

 覚せい剤で逮捕された過去もあったが、こうして野球界に戻ってきたこと、ファンから愛されていることを再確認でき、喜びを感じたに違いない。

笑わない男「稲垣啓太」とラグビー「ONE TEAM」の4年間

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 12月2日、「2019ユーキャン新語・流行語大賞」が発表された。「軽減税率」「闇営業」「タピる」など10個の言葉が並ぶなか、年間大賞に選ばれたのは、ラグビー日本代表のスローガン「ONE TEAM」だ。

 

 W杯決勝リーグに初進出し、かつてない盛り上がりを見せてきたラグビー界。流行語大賞には、日本代表の稲垣啓太選手の表情にちなみ、「笑わない男」もノミネートされていた。稲垣選手も、この「ONE TEAM」受賞をかみしめている一人だろう。

 

 

 稲垣は、11月下旬、母校での講演で「ONE TEAM」について語っている。

 

《いろんな人が集まるわけですから、考え方も当然違いました。最初は。それをいろんな衝突がありながら、良い文化を取り入れながらつくり上げたのがワンチーム。これがわれわれのチームカルチャーですね》(産経新聞、12月3日付)

 

 稲垣自身、関東学院大学4年でラグビー部主将になったものの、チームは連敗続き。ついに31季ぶりの二部降格という苦い経験をしている。2015年9月17日の『スポーツ報知』では、当時を振り返って《部内もちぐはぐしていて、ラグビーから離れたかった。ストレスが原因で肺炎寸前になり、2、3週間動けなかった》と明かしていた。

 

 好成績を残し始めたのは、社会人になってから。2014年には、2015ラグビーW杯の日本代表選手に選ばれる。

 

「ONE TEAM」というスローガンが生まれたのは、2016年秋からだ。2019W杯を勝利に導いたジェイミー・ジョセフ氏が、日本代表のヘッドコーチに就任するタイミングだった。

 

 ジョセフ氏にとって初の試合となった、2016年11月のアルゼンチン戦は、短い準備期間や、ケガ人が続出したことで戦力不足の状態に。ガタガタだったチームをまとめるため、ジョセフ氏は主将たちと話し合い、「ONE TEAM」という言葉を選んだ。

 

 しかし、このアルゼンチン戦、稲垣はケガのため代表から外されている。 ジョセフ氏のもと、「ONE TEAM」を合言葉にチームが一丸となるなか、稲垣はついに2019W杯で日本代表に選ばれる。

 

 当時、自身のツイッターでは《選ばれた選手には責任が宿る。忘れてはいけないのは多くの選手達が関わり、みんなで作り上げたONE TEAMだという事。気合い入れていこうぜ。》(8月29日)と熱く語っていた。

 

「ONE TEAM」の流行語大賞の決定を受け、稲垣は「4年間作り上げたチームカルチャーが全国の皆さんに認知されてうれしい。一過性で終わらないように取り組んでいきたい」と語っている。笑わない男・稲垣啓太は、もう次の試合を見据えている。

昨期賞金780万円が1億5000万円で渋野日向子が笑顔【写真あり】

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初優勝後の地元凱旋時

 

 女子プロゴルフ界に颯爽と現われた、渋野日向子(21)。12月1日に最終日を迎えたツアーファイナルのリコーカップを2位タイで終わり、賞金総額は1億5261万4314円と、1位の鈴木愛にわずか約760万円差で、惜しくも「史上最年少賞金女王」を逃した。

 

 だがシブコは、「(悔しさは)まったくないです。ごめんなさい(笑)」と笑顔で語った。昨季は獲得賞金780万円足らずだったのだから、“スマイル” が止まらないのも頷ける。

 

 

 2020年こそ、賞金女王の雪辱を果たすとともに、「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」(2019年は中村アン)に決まりでしょ!

 

 以下では写真とともに、シブコの「スマイルサクセスストーリー」を振り返る。

 

 

●小学5年時
 ソフトボールチームに所属し、日本代表の上野由岐子に憧れていた

 

 

●小学6年時
 小学校最高学年ですでに、大人の男性並みの飛距離を出していたという

 

 

●中学卒業時
 幼稚園から中学校まで習った書道の腕前は二段。展覧会でも表彰された

 

 

●初優勝後凱旋
 2019年5月、メジャーツアーで初優勝。20歳178日の史上最年少V。初優勝後に地元・岡山の行きつけの駄菓子屋を訪れ、店主に優勝を報告した(写真は冒頭)

 

織田信成騒動の背景に…「フィギュアスケート」劣悪な練習環境

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「以前から仲が悪かったわけではないのに、まさかここまでになるとは……」
 フィギュア関係者さえ、そう驚いた。

 

 9月まで関西大学アイススケート部の監督を務めていた織田信成氏(32)が、同大で指導する濱田美栄コーチ(60)を、「モラルハラスメント」で提訴した問題。濱田コーチがリンクの使用ルールを守らなかったため、織田氏が注意したところ、急に無視されるようになったという。

 

 

「織田くんは、テレビのバラエティ番組で見せるおっとりした顔とは違って、フィギュアのことになると、非常に責任感が強い。選手の安全を考え、『スケーティングとジャンプの練習時間を分ける』などのルールを提案したことで、濱田コーチと対立したのではないか。

 

 彼女は物事をはっきり言う人で、練習も厳しくストイックだが、コーチは総じてそういうタイプが多い。織田くんの母校である関大が、あいだに入り話し合っていれば、ここまでこじれなかったのでは」(前出のフィギュア関係者、以下同)

 

 濱田コーチといえば、宮原知子(21)、紀平梨花(17)、本田真凜(18)らを育てた実績を持つ、名コーチだ。

 

 問題の舞台となった、関大の「たかつきアイスアリーナ」は、濱田コーチと田村岳斗コーチ(40)が中心に指導している「濱田チーム」、長光歌子コーチ(68)と本田武史コーチ(38)が指導する「長光チーム」、織田氏と彼の母である織田憲子コーチ(72)が指導する「織田チーム」の3チームが拠点にしている。

 

 トップ選手が多いうえ、関大のアイスホッケー部も使用するため、つねに多くの選手が利用している状況だ。2014年のグランプリシリーズ中国大会の練習中に、羽生結弦(24)が中国人選手と衝突して流血する事故があったが、そんな危険と隣り合わせで練習をするのは、日本スケート界では日常茶飯事なのだ。

 

「東京都でさえ、年間を通して使用できるスケートリンクは4カ所。そのうちのひとつ、明治神宮外苑アイススケート場では、20人以上のコーチが指導している。そのコーチの下に、それぞれ10~20人の選手がいて、それがひとつのリンクで滑っている。

 

 カナダなどは練習環境に恵まれていて、フィギュア専用のリンクも多い。海外と日本の差は、コーチの指導力ではなく、練習環境の差だ」

 

 現在、日本でコーチの資格をもつのは250人以上。大御所コーチの教え子が、コーチとなるケースも多い。

 

「コーチを選ぶのは選手サイドで、連盟は斡旋や推薦はできない」ため、何人もコーチを変える選手も珍しくない。

 

 浅田真央(29)は22年間の選手生活で、門奈裕子(54)、山田満知子(76)、ラファエル・アルトゥニアン(62・ロシア)、タチアナ・タラソワ(72・ロシア)、佐藤信夫(77)の各コーチに師事してきた。

 

 コーチを変えることで成功するとは限らず、幼少のころから指導を受けてきた山田満知子コーチのもとを離れた宇野昌磨(21)は、今季は絶不調に陥っている。

 

「『環境を変えたい』ということですが、練習で修正点を指摘してくれるコーチの不在は大きいです。フィギュアはコーチといる時間が長いこともあり、関係は密接で、親子に近いといえます。コーチのひと言は、気持ちを切り替えられる “魔法の言葉” のようなものです」(元フィギュア選手)

 

 4回転を跳ぶロシアの若手選手が世界を席巻しているが、日本でも負けじと有望な選手が育っている。劣悪な環境に負けず、選手のパフォーマンスを発揮させる、コーチの責任は重大なのだ。

 

 以下では、注目度が高かった選手とコーチのコンビを振り返る。

 

【名選手×名コーチの相性は……】
●荒川静香×タラソワ
 長久保裕コーチ(72)、佐野稔コーチ(64)を経てタラソワコーチのもと、実力を開花させた

 

●坂本花織×中野園子
 中野コーチ(67)は佐藤信夫コーチの教え子。坂本花織(19)のほか、三原舞依(20)らを指導する

 

●浅田真央×佐藤信夫
 浅田真央は、5人のコーチに師事。佐藤コーチのもとで臨んだソチ五輪は、6位に終わった

 

●安藤美姫×モロゾフ
 安藤美姫(31)の最初のコーチは門奈裕子氏だが、2006年から師事したニコライ・モロゾフコーチ(43)の印象が強い

(週刊FLASH 2019年12月17日号)

元巨人・槙原寛己「目が悪くて、投げる場所は『だいたいあのへん』」

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 Amazonプライム・ビデオで配信中の『プロ野球そこそこ昔ばなし』。そこそこ昔のプロ野球にスポットを当て、往年の名選手たちが思い出話を繰り広げる同窓会系野球バラエティだ。

 

 12月20日から配信される「エピソード10」から、「キャッチャーのサインがほぼ見えていなかった話」の一部をご紹介する。登場するのはナイツの土屋宣之、塙宣之、元巨人の槙原寛己だ。

 

槙原 これ、私の話ですね。

 

塙 僕らでさえ試合を見て(目の悪さが)わかってましたよ。

 

 

槙原 キャッチャーの指が何本なのか、わからないんですよ。よく見ようとすると、下手するとボークしちゃう。だから、自分からサインを出すようにしたわけね。こっちの動きとキャッチャーの動きで、足したり引いたりするの。

 

 でも、全部相手チームにバレちゃってたんだよね。ある年の日本シリーズで解説してた広沢(克己)さん(当時ヤクルト)が、僕が投げる前に球種を全部当ててたくらいだから。広沢さんは、その次の年に巨人に来たんだけど、「全部わかってたよ」って言ってましたもん。

 

土屋 コンタクトレンズは?

 

槙原 僕は「弱視」なんですよ。どれだけ矯正してもせいぜい視力は0.6くらいまで。でも、0.6だとナイターは見えないんだよね。

 

塙 どうやって投げてたんですか?

 

槙原 「だいたいあのへん」って投げてた。

 

土屋 それでコントロールつきますか?

 

槙原 なんとかなるね。でも、バッターの顔はわからない。「ピッチャーはバッターの表情とか目の動きを見て、狙っている球種がわかる」なんていう話も聞きましたけど、自分はまったく見えないから、「何を言ってんだよ」と思ってました。

 

土屋 打席は大丈夫だったんですか?

 

槙原 勘だよね。でも、それが当たり前だったから。そういえば、プロに入るときの話。契約した後で、親父がちょっと来いって、裏に呼ばれてね。「お前、プロはやっぱりやめたほうがいい」って言うわけです。

 

 高校野球はデーゲームだからいいけど、プロはナイターがあるから見えないだろう、プロはきついぞ」と。「ああ、そうだね」って言ったんですけど、もうサインした後でしたからね(笑)。

 

塙 コンタクトすればよかったんじゃないですか?

 

槙原 多摩川のグラウンドで練習やってると、砂ぼこりが目に入って、痛くて痛くて。練習のときはコンタクトしろってコーチに言われてたんだけど、こっそり外してた。それがバレて、ケツバットを食らったりしました。

 

土屋 メガネは?

 

槙原 僕がかけるとしたらケント・デリカットみたいな、牛乳瓶の底みたいな、ああいうのじゃないといけなかったから。あれはカッコ悪いんですよ。抵抗があったんだよね。

 

塙 じゃあ、もし槙原さんの目がよかったら、200勝はしてたかも?

 

槙原 それはよく言われます。僕はね、送りバントができなかったから。桑田(真澄)とか斎藤(雅樹)って、送りバントもうまいし、自分でヒット打ったりするから、代えられないんですよ。

 

 僕は打席が回ってきても打てないし、大事なとこで送りバントを失敗するからね。シーズンで、送りバント1回しか成功しなかったこともあるくらい。

 

塙 DH制度を導入してほしかったですよね。

 

槙原 そうそう。僕、本当はパ・リーグに行くべきだったんだよ(笑)。

 

※『プロ野球そこそこ昔ばなし』はAmazonプライムビデオにて毎週金曜0時に各話配信中。MC:ナイツ、進行:吉田明世、レギュラーゲスト:金村義明

那須川天心、浅倉カンナと交際中にGカップグラドルと二股

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「ふと目を覚ましたら、目の前で、天心に葉加瀬さんが馬乗りになっていたんです。びっくりしました」

 

 そう語るのは、那須川天心(21)の友人A氏。2018年2月、那須川の家に遊びに行った際に、目撃したという光景だ。

 

 那須川といえば、格闘技界で無敗の快進撃を続ける天才格闘家だ。2018年の大晦日には、エキシビションマッチとはいえ、5階級制覇のプロボクサー、フロイド・メイウェザー・ジュニア(42)と拳を交えた若きホープ。

 

 

 そんな那須川に馬乗りになっていたのは、Gカップを武器に、グラドルとして活躍してきた葉加瀬マイ(32)だ。

 

「私は、天心の家で21時ごろから飲みはじめて、酔い潰れて寝てしまいました。天心はいっさいお酒を飲まないので、ひとりで退屈になって、葉加瀬さんを呼んだのだと思います。

 

 私が目を覚ましたときには、彼女も少し酔っていたようで、天心に跨ったまま、いたずらっぽく頬を掴んだりして、何度もキスしていました。天心は甘えるような感じで、彼女に身を委ねてましたね(笑)。

 

 そのうち、『そろそろ帰ってくれ』と天心に言われたので、私は家を出ました」(A氏)

 

 A氏は後日、2人の関係を、天心に質したという。

 

「すると、『秘密にしてほしいんだけど、じつはつき合ってるんだ』と言われました。あっけらかんと “二股宣言” をされてびっくりしました。だって当時、天心は浅倉選手とすでに付き合っていましたからね」(A氏)

 

 本誌は2018年6月に、那須川と女子格闘家の浅倉カンナ(22)の熱愛を、「キス写真」とともに報じている。その際、那須川の知人は、「2人は2017年1月ごろからつき合いはじめた」と、本誌に証言していた。

 

 今回、図らずも明らかになった天心との交際について、葉加瀬の事務所に確認した。

 

「2018年2月当時、那須川選手と葉加瀬がおつき合いしていたことは事実です。しかし葉加瀬は、那須川選手が浅倉選手とも交際していることを『FLASH』が報じる前に気づき、その後きっぱりと連絡を取らなくなったと聞いています」

 

 葉加瀬は、那須川の二股交際を知り、大きなショックを受けていたという。一方、那須川の事務所にもコメントを求めると――。

 

「過去に、葉加瀬さんと関係があったことは事実です。しかし、浅倉選手との破局は、那須川の浮気が原因ではありません。また、浮気を繰り返している事実もありません」

 

 那須川は、大晦日の「RIZIN.20」で、現WKBA世界スーパーバンタム級王者の江幡塁(28)と対戦する予定だ。“Gカップのお姉さん” には、簡単にマウントを取られてしまったが、リングの上ではなんとか持ちこたえてほしい。

 

(週刊FLASH 2019年12月24日号)

元楽天・一場靖弘、スルガ銀行「不動産ローン」で自己破産

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「はい。事実です。今年8月22日に自己破産しました」
 本誌の問いかけに、一場靖弘(37)はそう答えた。

 

 プロ入り前から、波瀾の人生。2004年のドラフトでは、各球団が獲得合戦を繰り広げた「10年にひとり」の有望株。だが、大本命だった巨人をはじめ、 阪神、横浜などから「栄養費」という名目で “裏金” を受け取っていたことが発覚。新設球団・楽天に、自由獲得枠での “ドラフト1位” 入団で落ち着いた。

 

 

 その15年後、いまはユーチューバーだ――。

 

「現役引退後の2013年1月からは、知人の紹介で看板製作会社で働きました。30年間、野球しかやってなかったので、『会社勤めをして社会に飛び込もう』と思ったんです」

 

 看板製作会社で、大手スーパーへの営業、看板デザインの製作に、現場での取りつけ作業もおこなった。

 

「最初は現場に出るとき、『あの一場だ』と思われたくなかったですね。また1年たつと、野球への思いも少しずつ芽生えてきて、水戸市の電気機器販売代理店に転職しました」

 

「水戸で働いていたころから、弁護士と話していました。じつは現役中に、仙台市内でマンションを購入していたんです。引退後も家賃収入を得られると思っていました。

 

 ですが、ヤクルト時代の2011年に東日本大震災があり、そのマンションが『半壊』扱いに。価値が下がったので売却しました」

 

 そこから “地獄” を見ることになった。購入時にローンを組んだのが、2018年、不正な不動産融資が発覚して社会問題になった「スルガ銀行」だった。

 

「プロ野球選手ということもあって、ローンを組めたのがそこだけでした。引退後、ローンを月々約30万円返しても、元金が数千万円から減らない状態になりました。正直言うと、支払いがキツかったんです」

 

 2015年9月に電気機器販売代理店を退職し、2019年11月にユーチューバーに “転職” するまでは、外資系保険会社で4年間働いていた。

 

「そのときの営業の仕事は、完全歩合制でしたが、そのぶん経費もすごくかかっていました。稼いでも経費で全部出ていくという生活で、このままでは家族にも負担を強いるだけだと思いました。そこで今年8月、弁護士と相談のうえ破産し、仕事も辞めました」

 

 開設した「一場靖弘のBASEBALLチャンネル」をメインに活動しつつ、芸能事務所にも所属している。ちなみに同チャンネルでは、「栄養費」騒動や、戦後最多の「シーズン107奪三振」を記録した、明治大学時代の裏話を披露している。

 

「ユーチューバーになったのは、指導者への第一歩なんです。将来的には、指導者として甲子園を目指したい。いろいろ不安はあるけれど、もう失うものはない。

 

 引退したときは、『一場』という名を知られたくないとも思いましたが、いまは “消えかかっている” 自分の名を知ってもらって、指導者への道をこじ開けたい。今ユーチューバーや芸能活動を始めなかったら、手遅れになると思ったんです」

 

(週刊FLASH 2019年12月24日号)


食いしん坊「福原愛」まんじゅう60個を“大人買い”

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「夫には食いしん坊と言われています」と笑うのは、卓球のメダリストとして名を馳せた福原愛(31)。11月27日、都内で開催された、台湾観光PRイベントでのひと言だ。

 

 2018年に現役を引退し、夫である卓球選手・江宏傑(30)の母国・台湾で、2児の母親として暮らしている愛ちゃん。イベントを終えて向かったのは、東京・荻窪の閑静な住宅街だ。

 

 彼女が入ったのは、知る人ぞ知る和菓子店。お目当ては、1個100円程度の “酒まんじゅう” だった。

 

 

「2年ほど前から、愛ちゃんは来ていますよ。いつも、お兄さんの車に乗って来ることが多いですね。あの日は、酒まんじゅうを60個くらい買っていきました」(居合わせた客)

 

 愛ちゃんが入ったのは、「高橋の酒まんじゅう」(東京都杉並区)。「午前中で完売することも多いですよ」(近隣住民)という名店だ。まんじゅうを大人買いした、「食いしん坊」愛ちゃん。

 

「旦那さんと、将来、日本で台湾スイーツの店を開くのが夢だとよく言っていますね」(卓球関係者)

 

 熱心にスイーツを研究しているのかも!?

(週刊FLASH 2019年12月24日号)

イチロー引退に八村塁の大活躍…2019年スポーツの名場面!

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 多くのスポーツの話題で盛り上がった2019年。そのなかから、本誌が厳選した10大ニュースをご紹介しよう。まずは、スポーツライター青島健太氏の総評から。

 

「すごいことが起こったなと思うのは、バスケットボール、NBAの八村(塁)くんですね。まさか、日本人の選手がドラフト1巡目で指名されて、さらにいきなりシーズンで活躍、快進撃を始めるなんて、考えられなかった。

 

 陸上のサニブラウンくん、テニスの大坂(なおみ)さんも同じで、日本も国際化が進み、非常に素晴らしい身体能力と、日本人のメンタリティを併せ持ち、世界の最高の舞台で活躍している。ある種の隔世の感、新しい時代の幕開けの象徴だと思いますね」

 

 

 20代の「新しい時代を担うスターたち」の登場により、“時代の節目” が訪れることに。

 

「『節目をわかっていたのか』というタイミングで、イチローくんが引退した。多機能ハイスペックな彼のプレースタイルは、日本の文化の真髄。そんな姿に自分を重ねて観ていたから、老若男女問わず、彼に魅了されていたんだと思います。

 

 ラグビーも時代の節目を感じます。アジア代表でW杯に出場しても、まったく歯が立たなかった日本代表が、初の決勝トーナメント進出。

 

 なぜ彼らに強いシンパシーを感じたかというと、流行語大賞にも選ばれた『ONE TEAM』。タックルされ倒されながらも、誰かがフォローして攻撃に繋ぎトライを決める。逆境のなかで個々のハンデをチーム力ではね返すのが、日本のひとつのお家芸。ここが琴線にふれ、共感を呼んだのでしょう」

 

 一方ゴルフ界は、“彼女” の年だった。

 

「ハッピーをいちばん表現したのは、ゴルフの渋野(日向子)さん。初めてのメジャー大会で、ニコニコしながら初優勝するというのが痛快。本当に見事でした。女性のかわいらしさと強さを全世界に発信した。

 

 渋野さんがスポーツ紙の1面を飾ることが多いのは、オジサンたちも完全に彼女に魅了されているからでしょう(笑)」

 

 スポーツが、多様に観られ、楽しまれる時代になり、新しいプロスポーツも生まれた。

 

「日本の女子卓球は目覚ましい活躍をし、バドミントンは熾烈な五輪代表争いの真っ只中。どの競技にもメダル候補がいる来年の日本スポーツ界は、ますますおもしろくなると思います」

 

【本誌が選ぶ「2019年スポーツ10大ニュース+1」】※日程順

 

●東海大学「復路で逆転、悲願の箱根駅伝初優勝」/1月3日

 

 阪口竜平(22)、鬼塚翔太(22)、館澤亨次(22)、關颯人(22)ら “黄金世代” が入学したときから、優勝候補と目されながら、結果を出せなかった東海大。

 

 往路2位も8区でトップの東洋大を抜き去ると、大会記録を上回るタイムで初の総合優勝。3年生になった “黄金世代” が、大輪の花を咲かせ、彼らを育てた両角速監督(53)が宙を舞った。

 

●大坂なおみ(22)「全豪オープン初優勝で日本人初の世界ランク1位」/1月26日

 

 前年夏の全米オープンで、日本人初の4大大会優勝を果たした大坂。ともに初優勝、初の世界1位を懸けて、ペトラ・クビトバ(29・チェコ)と対戦し、7−6、5−7、6−4で撃破。4大大会を連続制覇し世界女王に。

 

 その後はコーチの交代もあり、現在の世界ランクは3位。

 

●イチロー(46)「観客釘づけの最後の勇姿」/3月21日

 

 東京ドームでおこなわれた、アスレチックスとの開幕第2戦終了後、現役引退を表明。途中交代でベンチに下がる際には、両球団から大きな拍手が起こった。そして再び、イチローがベンチから姿を現わすまで、ドームの観客はひとりも帰らなかった。

 

 深夜の85分間に及ぶ引退会見では、“イチロー節” が炸裂。日米通算4367安打を放ち、ユニホームを脱いだ。

 

●サニブラウン・ハキーム(20)「日本人2人目の9秒台、さらに記録更新!」/5月12日

 

 米大学南東地区選手権の男子100m決勝で、9秒 99を記録。桐生祥秀(23)に続き、日本人2人目の9秒台を達成。さらに6月8日の全米大学選手権の男子100メートル決勝で、9秒97の日本新記録を樹立した。米国に渡り実力を開花させた20歳の大器に、東京五輪への期待は高まる。

身長161cmでJリーグMVP「仲川輝人」試合前の仰天ルーティン

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中2でスペイン・バルセロナに遠征した

 

 身長161cm。近年、ここまで小柄な選手が、日本代表入りした記憶はない。だが、マラドーナには技術が、メッシには決定力があるように、圧倒的な武器があれば、小柄でも活躍できるのがサッカーである。

 

「東アジアE-1選手権」に臨む日本代表に初選出された仲川輝人(27)の武器は、DFを置き去りにするスピードだ。

 

 仲川は専修大3年時に、関東1部リーグ得点王に輝くなど、大学No.1の評価を得ていた。横浜F・マリノスへの入団も決まり、前途洋々な未来が開けたはずだった。

 

 ところが、卒業間近の試合で、「右膝前十字靱帯断裂」の大ケガを負う。プロ入り後も、長期間プレーできない状態が続いた。専修大時代の、源平貴久監督が振り返る。

 

「当初から能力はズバ抜けていて、欠点を探すほうが難しかった。しかも、彼は『どうしたら(相手を)抜けるか、点が取れるか』を考えられる、ロジカルな選手だった。

 

 3年が終わった時点でプロに行かせてもいい選手だっただけに、(大ケガは)悔いが残る」

 

 長期離脱から復帰しても感覚は戻らず、結果、J2への期限付き移籍も複数回経験した。だが、そこで実戦を繰り返すことで徐々に感覚が甦り、2018年に横浜F・マリノスに復帰を果たすとレギュラーに定着。今季は15得点で得点王を獲得したばかりか、JリーグMVPにも選出された。

 

 一時は地獄を見た選手が、頂点に立つことは容易ではない。それを成し遂げた要因として、「サッカーが好きだったから」と、仲川を教えてきた指導者は声を揃える。

 

「テルは面倒見がよくて、年下の子たちの練習を、毎日公園で見て教えていました。本当にサッカーが大好きな『サッカー小僧』。中学に行ってからは、学校を休んでも、川崎フロンターレの練習には行っていたこともありました(笑)」(新町ジュニアーズSC時代のコーチ)

 

 中学に入ると、川崎フロンターレの下部組織でプレーした。

 

「当時から、瞬間移動するようなスピードで、しかも方向転換や細かい動きが無理なくできた。ただ、ここまでの選手に成長するとは。サッカーに向き合ってやりつづけなければ、自信は得られるものじゃないし、やりつづけた結果、得られたものだと思う。

 

 プロに入って苦労した時期もあったと思う。しかし、それを乗り越え、勝ち獲ってきたことで、今はさらに自信に溢れている」(森一哉氏/川崎フロンターレ・U-15当時の監督)

 

「すごい負けず嫌い。試合で結果が出なかったとき、誰よりも悔しがっていた印象があります」(久野智昭氏/川崎フロンターレ・U-18当時のコーチ)

 

サッカーを始めた小1のころ

 

 サッカーを始めて、最初のコーチは父の清美さんだった。

 

「J2の町田と福岡を経て、だいぶ勉強になったと思う。以前は、あんな後ろまで下がって守備をすることはなかったですからね。横浜F・マリノスの監督はハードワークを求めていましたから、すごく努力したんだと思います。

 

 人見知りする子だったので、人間性を豊かにしようと小1でサッカーを始めました。中高時代は背の低さに悩んだけど、今はその低さを(俊敏性などで)、有効に生かしていますね」(清美さん)

 

 そんな仲川には、試合に臨むにあたって、大事なルーティンがあるという。

 

「オレンジジュースを飲むことから始まり、両手首にテーピングを巻く、ストッキングとスパイクは必ず右からはく、同じ香水をつけ、同じ音楽を聴く、ピッチに入るときは天を指すなど、10種類にも及びます。

 

 極めつきは、試合前に体毛を剃ること。しかも、『下の毛まですべて剃る』というから徹底しています。『体が軽くなるから』というのが理由だそうです(笑)」(サッカーライター)

 

 じつはこれ、欧州の選手がよくやる儀式。もともと圧倒的なスピードを誇るだけに、体が軽く感じられれば鬼に金棒か。最近、停滞気味の森保ジャパン。仲川のスピードは起爆剤になる。

 

(週刊FLASH 2019年12月31日号)

きわどい質問も…「渋野日向子」岡山の母校で講演会

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「久しぶりに校舎に入り、小さなころに戻れました。地元が自分を育ててくれたので、恩返ししたいです!」

 

 12月10日、母校である岡山市立平島小学校を、“スマイル” 全開で訪れた渋野日向子(21)。午前中は、全校児童約250人を前に講演をおこなった。

 

「質疑応答では、児童から『小学生のころ、彼氏はいた?』なんて、きわどい質問も出ました(笑)」(スポーツ紙記者)

 

 

 午後は、ゴルフの基本が学べる「スナッグゴルフ」を指導。

 

「用具は、渋野自身が岡山県のゴルフ協会に寄付したもの。お手本を見せると、歓声が上がりました」(同前)

 

 岡山愛が溢れる “一日先生” を前に、子供たちにも自然と「スマイルの輪」が広がっていた!

 

(週刊FLASH 2019年12月31日号)

DeNA山崎康晃、思い入れのある試合は「引きずった10連敗…」

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 横浜DeNAベイスターズの山崎康晃選手と伊藤光選手が、12月19日、映画『FOR REAL―戻らない瞬間、残されるもの。―』の舞台あいさつに登場した。

 

 球団公式ドキュメンタリーで、優勝を目指していく選手らの姿を追った同作品。山崎選手は「2回見て、どちらも楽しかった。ロッカールームでコーチがしゃべているのは普段見られず、裏まで見られた」と大満足。

 

 伊藤選手も「ファンのみなさんからすると、『あそこまで入り、あそこまで話すのか』と初めて知る部分もある。ファンとして見ても、いろんな思いで戦っているとわかるはず」と付け足す。

 

 

 オフの過ごし方にも言及。伊藤選手はハワイに行っていたといい、かすかに焼けた肌で「人生イチ焼けた。元が白すぎるので、人並みになったくらい」と照れ笑いを浮かべる。

 

 一方、山崎選手も「家でまったりするなど、ゆっくりしている。この後は箱根旅行に行って、気分も体もリラックスしたいと思う。2月からキャンプもあるし、着々と準備を進めている」とすでに来シーズンに気持ちが向いている。

 

 ファンから『思い入れのある試合』を問われ、山崎選手は苦い思い出を振り返った。

 

「打たれた試合といった、いい印象でないときのほうが思い入れが強い。阪神の近本(光司)にホームランを打たれ、10連敗喫したところまで引きずったり……。ジャイアンツの胴上げを目の前でされたり……」

 

 一方、伊藤選手は古巣との対戦だったと話す。

 

「古巣のオリックスとの試合。お世話になった球団で、ベイスターズに来て頑張っている姿を見せようと思って、結果を出せて嬉しかった」

 

 今回の舞台あいさつは木曜日に行われた。そのため、山崎選手が「平日ですけど、仕事とかどうしているんですか」と劇場を訪れたファンに向かって疑問を口にすると、会場から「有給使いました!」との声が。

 

 山崎選手・伊藤選手はどちらも「俺らも有給ほしい!」と苦笑いを浮かべていた。

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